★東洋医学(鍼灸医学)についての説明

▼東洋医学の世界観

近年、健康志向や養生法などが世の中に広まるに連れ「東洋医学」というワードが広く使われるようになってきました
鍼灸院を営む側にとって東洋医学が皆さまの身近な医学になって貰うことができ大変嬉しく感じております

ここでは東洋医学の世界観を簡単に書いていきたいと思います

東洋医学は、東洋人の一貫した哲学思想のもとに「東洋医学」が発達してきました

もう少し簡単に言うと、東洋医学は「医学」として誕生したのではなく、中国大陸に生存する民族が
「どうやったら長生きできるか」
「どうやったら健康に過ごせるのか」
「どうやったら作物を育てることができるのか」
というような、
民族が生命力を高める哲学を重ねてきた結果が、いつしか「医学」へ発展したきたのです

日当たりが良いと作物がよく育つんだ〜。でも雨が降らないと枯れてしまうんだ〜。というような当たり前の哲学が、東洋医学の元々の発端

そのため、何といっても東洋医学の最大の特徴は、「人の生命が天地の運行と呼応して変化する」。
要するに「人は自然界の四季と調和して生きる」ということが東洋医学の基盤となっています

春は春らしく伸びやかに
夏は夏らしく活動的に
秋は秋らしくゆっくりと
冬は冬らしくしずかに
四季と調和して暮らすことはできていますでしょうか

このことを東洋医学では「大宇宙(自然界)と小宇宙(人間)世界」と呼んでいます

私が治療の時に行う、舌診や脈診も、「四季」と皆さまの体が調和出来ているのかを最優先に診ています

 

 

※製作中

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