東京都渋谷区の渋谷代官山鍼灸室です
潰瘍性大腸炎の症状でしぶり腹・裏急後重(りきゅうこうじゅう)を繰り返す方がいます
このような方を鍼灸院でどのように対応していくのかを書いていきます
しぶり腹・裏急後重は潰瘍性大腸炎でしばしば起こる症状です
繰り返す腹痛があって便意をもよおすのに、わずかしか便は出ず、残便感が残る症状です
大腸は、上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸・直腸に分類されますが
しぶり腹・裏急後重は、直腸の病変のため
潰瘍性大腸炎を患っている方にみられます
一般的に便が出るというのは
ある程度固くなった便塊が
S状結腸から直腸に移動すると腸の圧力が高まり
脳が便意を感じる(=信号を受けとる)ことで排便がはじまります
これを排便反射といいます
しかし、しぶり腹・裏急後重とは便塊で便意が高まるのではなく
直腸内膜の炎症刺激によって排便反射がおこることです
そのため排便をもよおしても便はほとんど出ずに
腹痛を繰り返すという現象に見舞われます
潰瘍性大腸炎で鍼灸治療では
当院では大まかに3つの治療をおこないます
①活性酸素を除去すること
②大腸の細胞の新陳代謝を促すこと
③大腸を支配する神経圧迫を取り除くこと
これは通常の潰瘍性大腸炎の鍼灸治療の柱ですが
病気というのはキレイな右肩上がりで治っていくことは理想像で
その時々の体調・精神状態・季節・気候などに影響を受けることで
一時的にしぶり腹・裏急後重が出ることもあります
こういう時はせっかく今までの治療が順調だったのにと、、
多少自己嫌悪に陥る気持ちがありますが
過度に自分を責めることなく
「今、自分ができること」に集中して症状が過ぎ去る心得が大切になります
鍼灸治療ではお尻側から針を入れて
大腸に対して陰部神経を刺激する治療をおこないます
写真の⭕️のように陰部神経の走行部に針を入れていきます
また、尾骨の際から直腸の近くへ針を入れていきます
そうすることで直腸に気持ちのいい響きが伝わり
直腸から発する痛みが低下していきます
潰瘍性大腸炎の鍼灸治療はこちら
↓ ↓
がん・難病の鍼灸治療







