子宮筋腫の原因・症状と鍼灸治療について-渋谷代官山鍼灸室-

子宮筋腫があり経過観察をされている方は、成人女性の4〜5人に1人といわれています

鍼灸院で婦人科系の治療をしていると、子宮筋腫が大きくならないように診てほしい、子宮筋腫の治療はできないかと相談されることは珍しいことではありません

もちろん鍼灸治療は婦人科との併用になりますが、どのような状態の子宮筋腫であっても治療をおこなうことは可能です

子宮筋腫の鍼灸治療についてはいちばん最後に記述していきますので、婦人科の経過観察をされている方など、このページをご覧なって、少しでも鍼灸でお手伝いできることを知ってほしいと思います☺︎

 

目次

子宮筋腫とは

子宮筋腫の症状

子宮筋腫の原因と起こりやすい人

子宮筋腫の鍼灸治療について

 

 

子宮筋腫とは

子宮筋腫とは、子宮の壁である筋層にできる良性の筋腫です。この良性の筋腫は1個から多い方は10〜20個近くになることもあります
大きさは米粒ほどから人の頭の大きさ程度になることもあります

20代〜40代にみられ、成人女性の5人に1人は子宮筋腫をもっています

子宮筋腫は基本的に3つの場所にできやすいといわれており、「漿膜下筋腫(しょうまくかきんしゅ)」「筋層内筋腫(きんそうないきんしゅ)」「粘膜下筋腫(ねんまくかきんしゅ)」になります

●漿膜下筋腫

子宮の外側に突き出すようにできる筋腫です。大きくなるまで自覚症状がありません

●筋層内筋腫

子宮の筋肉の内側にできる筋腫です。筋腫が小さいときはほとんど症状がありませんが、大きくなると過多月経や生理痛・頻尿・腰痛をおこします

●粘膜化筋腫

子宮の内側の漿膜の下に突き出すようにできる筋腫です。筋腫が大きくなると激しい痛み・過多月経・不妊症の原因となります

 

子宮筋腫の症状

・月経量が多い(過多月経)
・生理痛がひどい
・レバーのような血の塊がでる
・生理期間が長くなる
・貧血状態になる
・頻尿
・便秘がひどい
・腰痛がおこる
・下腹部を触るとしこりがある
・排便痛がある
・不妊 などがあります

 

子宮筋腫の原因とおこりやすい人

子宮の平滑筋から発生する良性の腫瘍ではありますが、女性ホルモンや遺伝要素があると考えられています

20代〜40代にみられ、閉経すると小さくなるため、40代の方で子宮筋腫を持っている方は、病院との経過観察をしながら、これ以上いかに大きくならないよう工夫するために鍼灸治療を併行させることが多いです

 

子宮筋腫の鍼灸治療について

鍼灸で子宮筋腫の治療をできるのをご存知でしたか?
鍼灸治療といえば肩こりや腰痛のイメージが先行していますが、婦人科系の鍼灸治療はとても有効です

たとえば、生理不順が整ったり、重い生理痛が無くなったり、排卵痛や排卵時の腰痛が無くなったり、生理前に必ず起こってしまう頭痛なんかも改善できたりします

病院で婦人科を受診されて検査・治療していくのは西洋医学として、
鍼灸は、西洋医学とは体の診断方法も治療方法もまったくの別物です

そのため西洋医学と併せて東洋医学を取り入れるのが有効です

鍼灸治療の頻度の目安は、2〜3週間に1回の治療。最低でも月に1回の治療は必要となります

 

子宮筋腫の鍼灸治療は、主に子宮や卵巣が収まっている骨盤腔(こつばんくう)の瘀血(古い血のこと)や冷えを取り除いて、血流が滞りなくおこる環境をつくっていくのが目的です

現在の筋腫のサイズより絶対に大きくしないこと、悪化させないこと
そして、現状維持ができていれば子宮筋腫によるさまざまな症状が落ち着いくのが実感できます

また、サイズの小さな筋腫であればサイズダウンを望める可能性もあります

骨のまわりに付いているような骨格筋(いわゆる筋肉)であれば、痛いところに直接針を刺せばよいのですが
子宮や卵巣を含む内臓ではそのようにはいきません

そのため、体の外にある皮膚から何かしらの刺激を与えて子宮や卵巣に対して良い影響が出るように治療していきます

具体的には、特殊なお灸を使って子宮・卵巣を温めたり、
手足の穴を使って子宮・卵巣へ良い影響がでるように刺激したり、
特殊な温熱機械を使って骨盤腔の血流が良くなるようことをおこないます

治療の流れは、「体を整える鍼(内科・自律神経・婦人科の専門治療)」で紹介しているような
脈診・腹診・舌診を使って体質を診断して治療方針を固めていきます

治療をする際に、子宮筋腫をお持ちの方で、そのほかの気になる症状 たとえば、自律神経の乱れを感じる、胃腸が弱い、肩こりがひどいなどがありますので、適宜そちらも同時併行して治療をしていく流れになります

お腹の具合を診ている腹診中です

箱に入ったお灸。お灸の熱が子宮や卵巣に届いてきもちいい

子宮や卵巣がある下腹部を特殊な箱に入ったお灸で温めています

 

全身のツボを使った治療では、脈診・腹診・舌診から治療方針をだしてツボを選定していきます

特に重要となるのが経絡(けいらく)といわれるツボの流れで、そのうち生殖器と関わりの深いものがありますので必ずチェックをしていきます
子宮筋腫をはじめ婦人科系に問題をもっていると皮膚が凹んでいたり、盛り上がっていたり様子が違います
こういった箇所は体の内側からのメッセージと捉え、針やお灸をして刺激を入れ、良い刺激が子宮や卵巣に届くように治療していきます

わずかに皮膚が凹んでいるのがわかりますか?これは体の内側からのメッセージです

 

また、子宮筋腫でおこる症状が多岐に渡っていたり、特定の症状が異常に強い場合には、
光線治療機器(コウケントー)と井穴刺絡の治療を、通常の鍼灸治療と併行していきます

●光線治療機器(コウケントー)(詳しいページがご覧なれます)
光線治療機器(コウケントー)は特殊な光線を足裏にあてることで、温熱はもちろん、子宮・卵巣を温めてくれます

 

●井穴刺絡(詳しいページがご覧なれます)
指先から特殊な器具で点状出血させることで、自律神経の乱れが整いやすくなります

子宮筋腫の鍼灸治療を受けるタイミングですが、生理前・生理中・生理後でもどのタイミングでも受けて構いません
1ヶ月に1〜2回の治療を継続していきます

 

☯️おもしろ東洋的に「からだ」を診てみる
https://daikanyama-acupuncture-clinic.com/oriental-medicine/

体を整える鍼(内科・自律神経・婦人科の専門治療)

渋谷代官山鍼灸室
https://daikanyama-acupuncture-clinic.com/