起立性調節障害の原因と鍼灸治療について-渋谷代官山鍼灸室-

思春期のお子さんが朝起きれないことが続いたり
お昼頃までやる気がなかなか出なかったりと
お子さんと親御さんが悩まれている方が多くおられます

このページでは起立性調節障害の原因と
鍼灸治療がどのように役に立つのかを書いていきたいと思います
どうぞご参考にしてください☺︎

学校に行きたいけど体が言うことをきいてくれない。。。

 

目次

起立性調節障害とは

起立性調節障害の特徴的症状

起立性調節障害の対応策

起立性調節障害の鍼灸治療について

 

起立性調節障害とは

自律神経(交感神経と副交感神経のこと)のバランスが悪くなり
起立したときにうまく脳や体への血流が回らなく

・朝になかなかうまく起きれない
・全身がだるい
・目まいがする
・体に力が入らない
・立ちくらみする
・吐き気がする
・体が火照る
・頭痛がする

などの自律神経のアンバランス症状が出る障害のことです

起立性調節障害は
子供〜大人まで悩まされる障害であり

特に思春期前後のお子さん(小学生〜中学生)が症状を訴えることが多いと言われています

 

起立性調節障害の特徴的症状

多くの方に起こる共通症状として
「午前中は調子が悪いのですが、午後〜夕方になると体調が上向いてくる」という症状です

またご本人の心理として
学校や会社には行きたいのだけれど、体が言うことをきいてくれないため
体と心のアンバランスから自己嫌悪に陥りやすく
「決して自分を責めすぎることがないよう」家族のサポートと
少しずつ少しずつ前に進んでいくよう、悲観をしないことが大切です

 

起立性調節障害の対応策

起立性調節障害に悩まされている方で
昼夜の生活が真逆になっている方が多いです

夜中まで起きていたり、スマホをずっと眺めていたりしていると
副交感神経(リラックス神経)が働く時間帯に
交感神経(興奮神経)が優位に働いてしまいます

このような生活を続けていると体内の生理時計は狂い
体のあらゆるシステムも正常に働かなくなってしまいます

また、1日の活動量が少ないことでも
起立性調節障害は起こりやすいです

1日中デスクワークで動いていない、歩くなどの運動ができていないと
血液は全身を駆け巡ることを忘れてしまい、滞ってしまいます

大人は、デスクに座って1日を終わらせるのではなく、適度にウォーキングや軽い運動

子供は、休日にでも思いっきり外で遊んでたくさん汗をかいてください

 

起立性調節障害の鍼灸治療について

自律神経のアンバランス症状を訴える起立性調節障害には
バランスを整える鍼灸治療が有効です

鍼灸治療は
体を整える鍼(内科・自律神経・婦人科の専門治療)の流れで治療をすすめます

とても優しい治療方法です
大人はもちろん、小学生のお子さんでも受けていただけます

起立性調節障害の鍼灸治療の特徴は
専門的になりますが「手厥陰心包経」という気の巡りを正していくのが主になります

腹部や胸の真ん中をエネルギーが流れる「手厥陰心包経」は
自律神経のアンバランスを整える際の必須な治療ルートです

診断の際は
脈診・舌診・腹診などを使いながら
体力と体質を見極め、適宜ツボをつかって針や灸を施していきます

滞っているエネルギーが流れはじめると
体にも力がみなぎり元気な顔になってきます

木箱の中にモグサを入れてゆっくりお腹を温めます

また、起立性調節障害の方の症状として
お腹(腹部)カチコチに緊張している傾向があります
このような方には胃腸を温めるお灸をして
腹部が芯から温まる治療も併せます

どうぞ治療に関してご質問ありましたら
お気軽に問い合わせください☺︎

 

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