潰瘍性大腸炎の鍼灸治療について-渋谷代官山鍼灸室-

東京都渋谷区で鍼灸院をしている渋谷代官山鍼灸室です

治療院に通っている方から
家族や親戚に潰瘍性大腸炎を患っていて
薬で炎症を抑えることしかできないから
鍼灸でどうにかできないかと相談を受けたことがあります

当院は潰瘍性大腸炎を数多く治療してきた鍼灸院ではありませんが
潰瘍性大腸炎が寛解して血便や粘液がでなくなったり
他難病や指定難病ではないけれど
他の治療院で症状が変わらなかった病気が劇的に変わったりした過去があります
少なからず治療効果を感じたことがある方がいますので
炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎)についてまとめてみたいと思います

長文です
だらだとまとまりのない文章になるかもしれませんが
このページをゆっくりゆっくり読んでください

そうすると私がおこなっている潰瘍性大腸炎の治療が
大まか理解してもらえます

 

現代医学(=西洋医学)の
炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)の治療法は
インターネットにもたくさん溢れていますので省略します

潰瘍性大腸炎(指定難病97)※解説がみれます

クローン病(指定難病96)※解説がみれます

 

それよりも皆さんが知りたいことは

東洋医学には
現代医学で実現できない他の治療法があるのではないか
突破口が見つかるのではないか
難病を治してくれるのではないかという期待の一点だと感じています

 

私がおこなう治療は大まかこの3つです

①活性酸素を除去すること
②大腸の細胞の新陳代謝を促すこと
③大腸を支配する神経圧迫を取り除くこと

 

 

①活性酸素を除去すること

細胞が代謝される際にできあがる活性酸素は
人間の免疫を守る大切な働きをしているのと同時に
体内で活性酸素が増えすぎてしまうと有害になります

「活性酸素」というワードを聞いたことがある方も多いはずですが
活性酸素は体を酸化させていくので
がんなどをはじめ病気の原因になるのは当然です

ストレスを多く抱えている人は活性酸素が増えます

砂糖の摂りすぎも体内を酸化させるので活性酸素が増えます
潰瘍性大腸炎の治療の際には食事の改善は必須です
潰瘍性大腸炎で鍼灸院に辿り着く皆さんは
食事療法については既に学んでいる方が多いです

活性酸素に話を戻します
この活性酸素はどういった時に増えるのかというと
交感神経が過緊張していると増え続けます

交感神経が過緊張しているということは
体が戦闘モードにあるため外敵から守るために
白血球の種類のひとつでもある顆粒球が増えます

この顆粒球は外敵である「細菌」を殺すための白血球のひとつです

顆粒球は死滅するときに
毒である活性酸素を撒き散らして死滅します

そのため交感神経が過緊張している方は
顆粒球が異常に増え続けている状態にあり
顆粒球が死滅するときに多くの毒である活性酸素を撒き散らします

現代医学での潰瘍性大腸炎の薬物治療の目的は
「大腸粘膜の異常な炎症を抑え、症状をコントロールすること」です

代表的なメサラジンは炎症の原因となる活性酸素を除去する薬です

メサラジンを服用する目的は
炎症を抑えて活性酸素を除去することですが
交感神経が過緊張したままではメサラジンを服用しても
薬の作用が切れたり、心身のストレスがかかってしまうと
結局は大腸の炎症を繰り返してしまうのです

そこで活性酸素を除去しながら
交感神経の過緊張を整える治療として
指先から点状出血させる「井穴刺絡」をおこないます

井穴刺絡とは
古くからおこなわれている鍼灸治療のひとつです

井穴刺絡の鍼灸治療について(※解説がご覧なれます)

 

最近では西洋医学Dr.が
井穴刺絡を病気を治す治療法として研究、臨床現場で使っている方もいます

手足の指先(爪の際)にあるツボに専用器具を用い軽く点状出血させます

点状出血を10〜30滴行うことで、血液のうっ血がとれ、指先から脳に刺激が伝わり、
自律神経(交感神経・副交感神経)と体性神経(運動神経・感覚神経)の調和を促し
人間が本来持っている先天的な治癒力を引き出してくれる、古くから伝わる東洋医学の治療法です

井穴刺絡で交感神経の過緊張を抑えて
顆粒球が正常値になり
活性酸素を除去していくことができます

治療回数が浅い段階では
点状出血する血液は
黒かったり紫色だったりどす黒かったりします
まだドロドロしていたりします

これは交感神経が優位になっている証拠です

治療を重ねていくたびに血液の色も明るくなったり
サラサラしていきます

どの指先の爪の際から点状出血させていくは
症状の程度によって変えていきます

子供でも井穴刺絡は受けれますのでご安心ください

 

②大腸の細胞の新陳代謝を促すこと

体内では常に古い細胞が新しい細胞に入れ替わることで生命を維持しています

この細胞が入れ替わることを「代謝」といいます

代謝が円滑におこなわれないと
古い細胞が体内に残って悪さをします

どんなに健康な人でも
一日に数千個のがん細胞ができます
しかし代謝がしっかりおこなわれることで
がん細胞は元気な細胞に攻撃され死滅します

この代謝を滞りなく起こせるように
光線治療機器(コウケントー)を利用して新陳代謝を促します

光線治療機器(コウケントー)について(※解説がご覧なれます)

 

光線治療機器(コウケントー)は
単なるからだを温める温熱治療ではありません

特殊な光線が体内に入り込み
大腸に直接影響を与えます
光線は大腸の細胞に届くことで
細胞ひとつひとつの代謝を促します

光線を浴びているからだは
血管が拡張され血流が上がり
体温も上がり代謝も上がり
生命のエネルギーを取り戻します

鍼灸治療中は光線治療機器(コウケントー)を
足裏をはじめ全身に照射をします

細胞ひとつひとつが活性化されるということは
代謝がおこなわれている証明です
その恩恵は体の体温上昇や軽い倦怠感を招くことがありますが
治療回数を重ねるごとにからだも光線に慣れていくので安心してください

 

 

③大腸を支配する神経圧迫を取り除くこと

大腸は上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸・直腸に分けられます

便をもよおしても自分の意思である程度我慢することができるのは
直腸の一部が運動神経支配のため
自分の意思でコントロールできる部分があります

大腸はこの直腸の一部を除いては
全て自律神経支配です
そのため意思とは無縁に勝手に動いたり止まったりします

大腸は
胸髄10,11,12(交感神経支配)、 腰髄1,2(交感神経支配)、  仙髄2,3,4(副交感神経支配)が
大腸の蠕動運動や排便のタイミングを決めています

 

大腸は体内で消化吸収されて不要になった残物が集まる場所です
そのため大腸が正常に運動してくれないと残物が大腸内に留まり大腸を傷つけます

この傷が炎症をおこし修復を促す際に活性酸素が現れるのです

大腸を正常動作に戻すために
胸椎・腰椎の背骨の際から針を入れて神経圧迫を取り
交感神経の過緊張を抑える針治療をしていきます

場合によっては仙骨にも針をします

神経は背骨の際にある椎間孔というトンネルを抜けてでてきます
このトンネルは正常であれば神経の通り道が十分あります

交通事故などで大きな外傷が加わると背骨がズレるのは想像できますが
日常生活の姿勢など些細な積み重ねでも背骨を形成している椎骨は
かんたんにズレてしまうのです

例えこのズレがほんのミリ単位だったとしても
神経は過敏に変化を受け取って
脳は危険信号を察知します

危険信号を受けとった脳からは
常に興奮した信号が大腸に届きはじめます
これが背骨の際でおこる神経圧迫の作用です

脳と大腸は直接繋がっているのです

圧迫がおこっている背骨の際の神経の出どころに針を近づけていくと
筋肉や靭帯とは違った組織が癒着をおこしたような硬くて柔らかい感触を得られます

この組織にそっと針先を近づけて溶かしていくイメージで針でつつきます

鍼灸で使う針は注射針と違って
とても細く柔らかいので神経を傷つけることはありませんのでご安心ください

治療回数を重ねると
癒着をおこしている硬くて柔らかい組織がいなくなっていくのがこちら側には分かります

圧迫が取れてくると脳に届く信号も正常になり
脳から大腸に送られてくる信号も正常になり蠕動運動などがおこりやすくなります

 

最後に

治療は最低1週間に1度おこないます
これをまずは3ヶ月を1クールとします

3ヶ月という期間は
代謝がおこなわれて細胞が入れ替わる期間です

人によって治療の初期段階で
自覚症状がまったく変わらない方もいます

焦る必要はありません

人間には先天的に元に戻そうとする治癒力は備わっています
個体差があり治癒力が弱い方は治りはじめるのも遅いです

 

それから日常生活を整えることは必須です

病気を治したいけど夜更かしをしたり
睡眠時間が2,3時間ですと症状の変化は乏しい

23時〜2時は大人でも成長ホルモンが一番血中に出る時間です

このタイミングこそ眠っていないと大腸は修復されません

食事もそうです
病気を治したいけどコンビニ食がメインという方がいます
これも治癒力を弱らせますので
できる限り工夫して偏りの少ない食事にしてもらいます

それから対人関係
これは潰瘍性大腸炎に大きく左右します
人間関係で悩みがあると大腸に良い影響はでません

要するにストレスが便に影響するのです

不要な人からは離れる
または距離を置いたり、最低限だけのマナーで付き合ったりする工夫が必要です

人間関係でモヤモヤした気持ちが本当に体に良くありません

だいたいこれらのことを守って治療を進めていけば
6ヶ月ほどで体が入れ替わったように自覚症状など良くなります

どうぞ潰瘍性大腸炎について質問あればお電話ください

 

 

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