耳鳴り・耳閉感・突発性難聴の原因と鍼灸治療について-渋谷代官山鍼灸室-

耳鳴り・耳閉感(耳がつまる感じ)・突発性難聴で
悩まれている方はとても多いです

このページでは
鍼灸でどのように治療をしていくのかを書いていきます
どうぞ皆さまご参考にしてください

 

ジンジン・キンキン、耳鳴りが続いてしまう・・・

急に耳が聞こえなくなった・・・どうしよう

 

目次

耳鳴り・耳閉感・特発性難聴ってどんな症状?

耳鳴りは何が原因?

耳の構造と、人はなぜ音が聞こえるのか?

耳鳴りはどういう人に起こりやすい?

耳鳴り・耳閉感・突発性難聴はどういう鍼灸治療をするの?

 

耳鳴り・耳閉感・突発性難聴ってどんな症状?

周囲で音が鳴っていないはずなのに、「ゴー」「キーン」「ジーー」「ザーザー」などの雑音が聞こえる総称を
「耳鳴り」といいます

音がこもった感じで、まるで水中で話しているような聞こえ方をしている状態は「耳閉感」です

そして、急に耳が聞こえづらくなる現象を「突発性難聴」、低い音だけ聞こえにくくなる現象を「低音性難聴」といいます

思わず耳をふさぎたくなる・・・

 

耳鳴りは何が原因?

耳鳴りが発生する原因は、今も解明されていません
しかし、「耳の内耳」の問題ではないか?と言われています

その「内耳」が何らかの障害や老化によって
正常な機能を果たせず代謝障害が起き
脳が頑張って音を拾おうとすることで
実際には存在しない雑音を作り出していると考えられています

この雑音が耳鳴りのときの
「ゴー」「キーン」「ジーー」「ザーザー」です

 

耳の構造と人はなぜ音が聞こえるのか?

 

内耳は一番奥にあります

図のように耳の構造は
「外耳」「中耳」「内耳」の三構造になっています

普段、私たちが生活する中で聞こえてくる「音」は

外耳→中耳→内耳
を通ってキャッチされています

内耳でキャッチされた音は
特殊な細胞で電気信号に変換された後
脳神経の1つである「内耳神経」に電気が伝わり
ようやく脳が音として感知します

 

耳鳴りはどういう人に起こりやすい?

老若男女問わず
何方にも耳鳴りになる可能性があります

そして、下記の病気・症状をお持ちの方が
耳鳴りになりやすくなってきます

突発性難聴
低音性難聴
メニエール病(メニエル病)

肩こり・首こり
ストレートネック

慢性疲労
精神的ストレス

ヘッドホンの使いすぎ
耳の怪我

加齢によるもの
高血圧
女性ホルモンのバランス

 

耳鳴り・耳閉感・突発性難聴はどういう鍼灸治療をするの?

当院では2つの治療を併行していきます

①耳の周囲への局所治療

内耳の代謝障害を克服するために使うツボは
「翳風(エイフウ)」です
耳たぶの裏側に指の先端がちょうど収まる凹みが翳風です

そちらに針を入れていくことで
内耳の近い場所へ針を到達させることができます

併せて
耳周辺にも多くの穴があるのでそちらに針と灸をします

 

また耳鳴りがしている時は
首肩のコリを持っている方が多いため
適宜ツボを選定し針をしていきます

特に、耳へ血液(栄養)を運んでいる
首側面を通る動脈(椎骨動脈)周りにある
首の筋肉を柔らかくしていきます

②全身の巡りをよくするための全身鍼灸治療

耳鳴りはストレス・慢性疲労が助長することがあるため
全身の免疫力を高めるための鍼灸治療も行います

耳の気血の巡りをよくするツボは
意外にも足首周囲・脚の側面、
手首・腕にあります

それらのツボを上手く使い分けながら鍼灸治療を施します

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