鼠径部のヘルニアはあまり聞きなれないかもしれませんが
鼠径ヘルニアに苦しむ方は多く存在しています
今回は症状などを載せていきたいと思います
どうぞご参考にしてください☺︎
目次
鼠径(鼡径)ヘルニア・脱腸の鍼灸治療について
●局所の鍼灸治療では・・
●局所治療よりも重要な鍼灸治療は・・
鼠径(鼡径)ヘルニアとは
一般的に「脱腸」といわれる症状です
下腹部・鼠径部の奥にある腸管や内臓を包んでいる腹膜が脱出してくる疾患です
鼠径(鼡径)ヘルニア・脱腸の原因と症状は?
脚の付け根である鼠蹊部には薄い筋膜のトンネル管があります
このトンネル管は加齢によって緩んできてしまいます
そして
日常生活の何かしらの動作時に息むと腹圧が上がるため
緩んだトンネル管(筋膜)から腸管や腹膜が押し出されてしまうのが原因です
鼠蹊部付近の違和感、不快感をはじめ、痛みを伴います
鼠径(鼡径)ヘルニア・脱腸になりやすい人は?
一般的には中年以降の男性に多いといわれてが
中年以降の女性にも起こり得ます
鼠径(鼡径)ヘルニア・脱腸の鍼灸治療について
鼠径(鼡径)ヘルニア・脱腸の鍼灸治療の場合
鼠蹊部に針をするの?と思われるかもしれませんが
基本的には局所の治療で針は使わないケースが多くなります
それよりも局所である鼠蹊部には
お灸を中心とした施術となります
画像のように鼠蹊部には箱灸を据えていき
患部を温め血流を促進させます
●局所治療よりも重要な鍼灸治療は・・
局所の灸治療と併行して
背部(背中)のツボにお灸をしていきます
東洋医学では
鼠径ヘルニア・脱腸は正気(エネルギー)の減少により
正常な場所にモノを留めておけないと考えます
そのため
一人一人の体質を東洋医学観点で分類させてもらい
体質に合った背中のお灸を毎日ひたすら施します
(ご自宅でも家族の手を借りれば簡単に継続できます^^)
体質分類は他の疾患ページにも載せておりますが
脈診・腹診をメインに行います
適切な背中のツボに毎日お灸ができれば
正気(エネルギー)が宿り
モノを正常な位置に留めておく力が備わっていきます
もちろんこれらの治療だけではなく
日常生活の見直し・工夫が必須です
治療頼りにならずに両面から体を愛でていきます
鼠径(鼡径)ヘルニア・脱腸の鍼灸治療はこちら
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