膀胱炎の原因と鍼灸治療について-渋谷代官山鍼灸室-

膀胱炎を定期的に繰り返して悩んでいる方は、意外と多いんですよね

その度に抗生物質を服用して、膀胱炎の箘を殺すことは出来ても、そのあとはお決まりのように「カンジダ膣炎」になってしまうという方もいます

今回は、膀胱炎の原因、膀胱炎を繰り返さないための工夫などを記事にしていきたいと思います
どうぞ皆さまご参考にしてください☺︎

毎年、繰り返してしまう膀胱炎・・疲れがピークになるといつも排尿のとき痛くなってしまう・・なんでだろう

 

目次

膀胱炎とは

膀胱炎のさまざまな症状

膀胱炎の原因

抗生物質について

膀胱炎の鍼灸治療について

 

膀胱炎とは

膀胱炎とは、膀胱の内部でおこる何かしらの炎症のことをいいます

普段、尿を貯めておく膀胱が細菌に感染してしまい、排尿時などに痛みや違和感などの苦痛を訴える症状です

男女比は、圧倒的に女性が多く、これは女性の方が尿道が短く、尿の逆流が起こったときに感染しやすい環境にあるからです

男性尿道は15〜21センチに対し、女性は4センチほど

 

膀胱炎のさまざまな症状

・排尿時の痛み

・排尿の頻度が増える

・排尿後も残尿感がある

・尿が濁っている

・下腹部(膀胱周囲)の痛みを訴える

 

膀胱炎の原因

ほとんどの原因が尿道口(尿道の入口)から細菌が侵入することで膀胱炎が起こります

・生理
・排尿・排便後のペーパーでの拭き方
・性行為
・湯船に浸かる

女性の泌尿生殖器の特徴がら、細菌の侵入を許してしまう場面が多いためでもあります

また、膀胱炎に限らず、心や体のストレス・疲れを抱えている方は、免疫機能が低下しているため、バリア機能が正常に働いてくれなく、簡単に最近の侵入を招いてしまうのも考えられます

そのため、「毎年、この時期になると」「寝不足になると」というキーワードがある方は、ご自分の心身の状態に常にアンテナをはり、生活の改善に取り組むことも大切です

 

更年期以降の膀胱炎についてですが

更年期以降は女性ホルモン(エストロゲン)が少なくなり
膀胱や膣の粘膜が萎縮して膀胱炎になりやすくなります

抗生物質について

膀胱炎になると、まずは泌尿器へ受診し、抗生物質を処方されるのが一般的です
抗生物質を服用することで、膀胱炎の原因になっている細菌をやっつけてくれます

また抗生物質によってその他の常在菌も殺されてしまうため、二次的にカンジダ膣炎になる方もおられます

その為にも、普段から免疫力を落とさないための工夫をすることで、例え、膀胱炎になっても、抗生物質をのむ期間を短くしたり、減らすことができることが大切です

 

膀胱炎の鍼灸治療について

膀胱炎になりやすい方は、免疫力を高める治療です
膀胱炎中で、痛みや違和感を取りたい方は、症状を優先した鍼灸治療となります

どちらの場合も、「体を整える鍼」の治療内容をベースに鍼灸していきます

膀胱炎を繰り返す方は、下腹部や足の冷えがあるはずです
お灸を中心とした治療をし、冷え体質の改善しつつ、膀胱周囲の気血の巡りがよくなるツボを選定し、針をしていきます
泌尿器系の大方のツボが足首周りに存在します

またカンジダ膣炎を繰り返す方も、予防で鍼灸治療を受けることで、膣の粘膜の抵抗力がついて膀胱炎になりづらくなっていきます

膀胱炎中で、痛みを訴えている時は、足首の内側に強い反応が出ていますので、
そちらにお灸を数十壮(何十回)と重ねていきます
そうすることで痛みや違和感が消えます

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