鍼灸の臨床ではとても多く見かける頚肩腕症候群(または頸肩腕痛)
今回は症状や原因、
実際に鍼灸でどのように治療しているのかを書きたいと思います
首・肩・腕・指先に何らかの痛み、しびれ、だるさ、違和感を抱えているかたのご参考になればと思います☺︎
目次
頚肩腕症候群(頸肩腕痛)ってどんな症状?
首から肩、二の腕、前腕、指先にかけて
何らかの症状(痛み、しびれ、重だるさ、とにかく何でも)に悩まされている総称を
「頚肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)」
「頸肩腕痛(けいけんわんつう」といいます
頸肩腕症候群に含まれる疾患(病名)はたくさん有る
頸肩腕症候群は文字通り
「首、肩、腕、指先」まで何らか(何でもいい)の症状が出ていた場合の総称です
そのため
この疾患名に紐づく病名はたくさん存在します
頚椎症、頚部椎間板ヘルニア、
胸郭出口症候群
むちうち(ムチウチ)損傷
肩甲上腕神経障害 など
頸肩腕症候群(頸肩腕痛)は何が原因なの?
昨今はスマホ・パソコンなど
デジタル時代に突入した代償として
首が鳩のように前に出たり
巻き肩の姿勢が続くことで起こります
下図のような姿勢が続いてしまうと
首から指先まで繋がっている神経・血管(動脈・静脈)が
周りの筋肉に圧迫され障害を受けてしまいます
詳しくはこちらの記事をご覧ください
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胸郭出口症候群(腕の痛み・しびれ・だるさ)の原因と鍼灸治療について
頸肩腕症候群(頸肩腕痛)はどういう人に起こるの?
デスクワーク以外にも
スーパーでの品出し動作
保育士さん
料理人
家事、掃除、育児(赤ちゃんを抱き続ける姿勢)でも
頚肩腕症候群は起きてしまいます
単純な肩こりにプラスして
首、肩、腕、手に
痛み、しびれ、重だるさなど違和感を覚えた場合
頚肩腕症候群を疑ってください
頸肩腕症候群(頸肩腕痛)はどんな鍼灸治療をするの?
当院では
首の付け根から肩、腕にかけて障害を受けている筋肉に対して
筋の緊張緩和を目的に針と灸の治療をしていきます
併せて、それらの筋肉に対してストレッチと軽い運動療法を行うことで
圧迫され逃げ道がなくなってしまっている神経・血管に対しスペースを与えてあげ早期回復に努めています
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痛みの針治療(ぎっくり腰・腰痛・頭痛・寝違え・肩凝り等)